UAD Sound City Studios は、ニルヴァーナ『Nevermind』やフリートウッド・マック『Rumours』など数々の名盤を生んだ伝説のスタジオ「Sound City Studios」のStudio A(部屋・マイク・コンソール・アウトボード)を丸ごと再現した Universal Audio のルーム/スタジオ・エミュレーション・プラグインです。現在はUADxネイティブ対応でUADハードウェアは不要(Mac/Windowsで単体動作・iLok認証)。通常価格は¥43,449前後で、過去のセールでは最大84%OFF・¥6,805前後まで下がった実績があります。本記事では音の特徴・主要機能・使い方・動作環境(重さ)・セール価格までまとめてレビューします。
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Sound City Studios とは — 名盤を生んだ伝説のスタジオ
ロサンゼルス・ヴァンナイズにあったSound City Studiosは、1969年から2011年まで営業していた音楽史上最も重要なスタジオの一つです。ニルヴァーナ、メタリカ、フリートウッド・マック、トム・ペティ、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンなど、ロック/オルタナの名盤を数多く輩出しました。その心臓部が、70年代の英国製カスタムコンソール(Neve 8028)と、独特の響きを持つ「Studio A」の音響空間です。UAD Sound City Studios は、その部屋・マイク・コンソール・アウトボードをまるごとモデリングし、あなたのトラックを”Studio Aの中”で鳴らせるようにしたプラグインです。
録り音を「Sound City の名機マイク+Studio Aの空気感+Neveコンソール」に通して、あのアナログな厚みと立体感を付加できます。単体のEQ/コンプではなく、”スタジオそのもの”を1台に収めたのが最大の特徴です。
主要機能 — 「部屋・マイク・コンソール」を1つに
| 機能 | 内容 |
|---|---|
| Remic モード | 録り音のマイクサウンドを、Sound Cityがモデリングした名機マイク(AKG / Neumann / RCA などのコンデンサー/リボン)に差し替える。キャビ+マイクのセッティングもプリセット化 |
| Reverb モード | スタジオのルーム/チャンバーリバーブをドライ信号にブレンド。Mixノブとプリディレイで空間量を調整 |
| コンソール | 70年代英国製カスタムコンソール(Neve 8028)を再現。3バンドEQとインラインコンプを内蔵 |
| アウトボード | 1176系リミッティング、Dolby A方式のエフェクトなどヴィンテージ機材の質感を付加 |
| リバーブチャンバー | スタジオの物理チャンバーによる艶やかなリバーブ |
使い方 — Remic と Reverb を使い分ける
基本は2つのモードの使い分けです。
- Remicモードで”録り直し”:宅録のフラットな音に、名機マイク+Studio Aのキャラクターを乗せる。ドラム(特にルームの奥行き)、エレキギター、ボーカルで効果が大きい。
- Reverbモードで空間を足す:Mixノブで原音とルーム/チャンバーのブレンド量を決め、プリディレイで距離感を調整。スネアやボーカルに”Sound Cityの部屋鳴り”を付加。
- コンソール+アウトボードで質感:3バンドEQとインラインコンプ、1176系で音を前に出し、Dolby A系でアナログの粘りを加える。
ドラムバスにインサートしてルーム成分を足す使い方が最も効果を体感しやすく、ボーカルやギターにも1本で”スタジオ録り”の説得力を与えられます。
動作環境と「重さ」— 負荷とネイティブ対応
かつてのUADプラグインはUAD-2/Apolloハードウェアが前提でしたが、現在はUADxネイティブ版があり、UAのハードウェアなしでMac/Windows単体で動作します(認証にiLokアカウントが必要)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対応OS | macOS 11以降 / Windows 10・11(64bit) |
| フォーマット | VST3 / AU / AAX |
| ハードウェア | 不要(UADxネイティブ)。認証はiLok |
| CPU負荷 | ルーム+リバーブのモデリングを含むため軽量ではない |
「重い」と感じる場合は、全トラックに個別に挿すのではなくドラムバスやミックスバスにまとめて使うのがコツです。トラックを確定できたらフリーズ/バウンスしてCPUを解放すれば、現代のPCなら快適に運用できます。
Neveコンソール特有の温かい中域、パンチのある低域、滑らかで存在感のある高域が持ち味です。EQ/コンプを通すだけの処理と違い、スタジオ全体の空気感まで乗るため、デジタル録音の冷たさが取れてアナログライクな厚みと奥行きが出ます。ドラムには力強さと部屋鳴り、ボーカルには艶と存在感、ギターには立体感をもたらします。ミックスバスに薄く掛けて全体を”馴染ませる”接着剤としても優秀です。
価格・セール情報
通常価格は¥43,449前後。UAD/UADxプラグインはPlugin BoutiqueやUA公式で頻繁にセールされ、過去には84%OFF・¥6,805前後という大型セールも実施されました。UADプラグインでここまでの割引は珍しく、セール時が明確な買い時です。最新の価格・セール状況は販売ページでご確認ください。
PROS
- UADハードウェア不要のネイティブ動作(Mac/Windows・VST3/AU/AAX)
- マイク・部屋・コンソール・アウトボードを1本で再現できる
- Neveコンソール特有の温かみと厚み、Studio Aの部屋鳴り
- ドラムバス〜ミックスバスまで幅広く使える
- セール時のコスパが非常に高い
CONS
- ルーム+リバーブ再現のためCPU負荷は軽くない(バス運用・フリーズ推奨)
- 通常価格は高め。セールを待って買うのが賢い
- 認証にiLokアカウントが必要
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