DTMでの楽曲制作やレコーディングにおいて、正確な音を把握するためのモニターヘッドホンは必須アイテムです。特に「密閉型」は、マイクへの音漏れを防ぐためボーカル録音に欠かせず、また周囲の環境音を遮断して細かいノイズチェックを行う際にも重宝します。
この記事では、広く使われている定番モデルから注目の最新機種まで、おすすめの密閉型モニターヘッドホン5選を紹介します。
おすすめ密閉型モニターヘッドホン比較表
| 製品名 | メーカー | 参考価格 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| MDR-CD900ST | SONY | ¥24,860 | 業界標準 / 高解像度 / ボーカル録音 |
| ATH-M50x | Audio-Technica | ¥24,200 | 世界的定番 / DJ / 高音質 |
| MDR-M1 | SONY | ¥45,100 | 最新定番 / 超広帯域再生 / ハイレゾ対応 |
| HPH-MT8 | YAMAHA | ¥25,740 | フラット / 高分解能 / 堅牢 |
| DT 770 PRO | beyerdynamic | ¥40,000 | ドイツ製 / 老舗 / 高遮音性 |
日本のレコーディングスタジオで最も普及している業界標準モデルであり、音の粗探しや録音時のモニターとして圧倒的な信頼を得ています。
メリット
- 極めて高い解像度と定位感
- スタジオ標準のため音の基準になる
- 交換パーツが豊富で長く使える
デメリット
- リスニング用途には向かない(聴き疲れしやすい)
- 折りたたみ機構やケーブル着脱機能がない
世界中のスタジオやクリエイターに愛用されており、フラットかつ情報量豊かなサウンドで楽曲制作からミックスまで幅広く対応できるのが特徴です。
メリット
- 低域から高域までバランスが良い
- 折りたたみ可能で持ち運びに便利
- ケーブル着脱式で使い勝手が良い
デメリット
- 側圧がやや強め
- 重量が少し重く感じる場合がある
サウンドエンジニアと共同開発され、現代の音楽制作に求められる超広帯域再生と高い遮音性を実現した新世代の定番モデルです。
メリット
- 5Hz〜80kHzの超広帯域再生
- 低域の過渡特性に優れタイトな低音
- 装着感が良く長時間の作業でも快適
デメリット
- 価格がやや高め
- CD900STとは音の傾向が異なるため慣れが必要
ヤマハのスタジオモニターの設計理念を受け継ぎ、原音に忠実で全帯域にわたり極めて高い分解能を誇ります。
メリット
- 極めてフラットで色付けのない音
- 立体的な空間表現に優れる
- 堅牢なアルミダイキャストアーム
デメリット
- 本体重量が約350gと重め
- デザインが少し無骨
創業100年を超える老舗メーカーの代表作であり、世界中のスタジオで長年愛されている信頼性の高いモデルです。
メリット
- 優れた遮音性と広い音場
- ベロア素材のイヤーパッドで装着感が良い
- 低域の迫力と高域の抜けが良い
デメリット
- ケーブルが着脱不可
- インピーダンスの選択(32Ω/80Ω/250Ω)に注意が必要
こんな人におすすめ
ボーカル録音やノイズチェックを厳密に行いたい人
おすすめ: MDR-CD900ST
トラックメイクからミックス、DJ用途まで幅広く使いたい人
おすすめ: ATH-M50x
現代のハイレゾ音源制作や立体音響のミックスを行うクリエイター
おすすめ: MDR-M1
スピーカーに近い感覚で厳密なミックスやマスタリングを行いたい人
おすすめ: HPH-MT8
長時間のトラッキング作業や、リスニングも兼ねて使いたい人
おすすめ: DT 770 PRO
まとめ:用途に合わせて最適な密閉型モニターヘッドホンを選ぼう
密閉型モニターヘッドホンは、録音時の音漏れ防止から緻密なミックス作業まで、音楽制作の根幹を支える重要な機材です。解像度を重視するか、フラットな特性を求めるか、あるいは長時間の装着感を優先するかによって、最適なモデルは変わってきます。
今回紹介した5つのモデルは、どれも広く使われており評価が高いものばかりです。自分の制作スタイルや目的に合った一台を見つけて、より快適なDTM環境を構築してみてください。
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