Abletonは2026年5月5日、Live 12の最新アップデート「12.4」を公開しました。目玉は、Link対応機器の間で音声をリアルタイム共有する「Link Audio」。エフェクト群の刷新やPush/Move向けの強化も含む、実用重視の堅実な更新です。
ネットワーク越しに音を送る「Link Audio」
ローカルネットワーク上のLink対応デバイスやアプリ間でオーディオをストリーミングできる新機能です。他プレイヤーの音がそのままLiveの入力として現れ、追加のオーディオハードなしで外部機器やアプリをモニター・録音できます。複数マシンを跨ぐセッションが一気に楽になります。
エフェクトとハードウェアの強化
- エフェクト刷新 — Erosionがスペクトラム表示とモジュレーション強化で全面刷新。Chorus-Ensembleのディレイ幅拡張、DelayへのLFOタイムモード/波形追加、Stem Separation改善。
- Push/Move — PushがLink Audioとコントローラー上でのMIDIマッピング作成に対応。Move firmware 2.0でオーディオトラック、マイク録音、ピッチ維持のテンポワープ、Auto Shift/Erosion等を追加。
- Learn View — 従来のHelp Viewに代わり、基本ワークフローを動画と文章で学べる新しいチュートリアルを内蔵。
まとめ
コア機能を大きく変えるより、細部を磨いた更新です。複数のマシンやアプリを組み合わせて制作・演奏する人ほど、Link Audioの恩恵が大きいはずです。

