中国のSynidoが、TempoKEY K32 Playを発売しました。32鍵のMIDIコントローラーでありながら、バッテリーとスピーカーと音源を内蔵していて、パソコンに繋がなくても音が出ます。価格は$139.99。

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コントローラーとしての装備

フロントパネルには8つのアサイナブル・エンコーダー、8つのドラムパッド、OLEDディスプレイ、トランスポート(再生・停止・早送り・巻き戻し)、ノートリピート、マルチモードのアルペジエーターが並びます。鍵盤は感圧式。ピッチベンドとモジュレーションはホイールではなくタッチスライダー式で、ここは好みが分かれるところです。専用エディターソフトが付属し、パッドやノブ、トランスポートの割り当てをまとめて設定できます。

内蔵音源はPCM

  • ドラムキットは10種類(room、power、electronic、TR-808など)。8つのパッドから叩ける
  • 16の音色カテゴリー×各8音色。ピアノ、ベース、リード、ストリングス、ブラス、ギター、民族楽器、効果音など
  • 音色そのものは編集できないが、ドラムの割り当ては変更可能

FM音源を積むM-VAVE SMK-37 ProやDonner Starrykey 37と違い、こちらはPCM再生型。音作りを楽しむというより、その場で音を確認しながら弾くための音源という位置づけです。

持ち出す前提の設計

背面はUSB-C、3.5mmヘッドホン出力、3.5mm TRSのMIDI入出力。加えて内蔵バッテリーで最大5時間駆動し、Bluetooth MIDIにも対応します。ケーブル1本も繋がずにカバンから出して弾ける、というのがこの機種の要点です。

まとめ

近い立ち位置の製品としてAkai MPK mini Play MK3がありますが、あちらはバッテリーもBluetoothも持ちません。移動中や外出先でスケッチを取りたい人、あるいは机の上をケーブルで埋めたくない人にとっては、内蔵音源とバッテリーの組み合わせは効いてきます。鍵盤の感触やベロシティの精度といった実測値が公表されていないので、そこは実機で確かめたいところです。

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