SILENTIQ は、AI ノイズ除去プラグイン(VST3 / AU)です。
宅録ボーカル・ポッドキャスト・ナレーション・歌声など、あらゆる音声トラックのノイズを CPU のみでリアルタイムに除去します。
v1.7 の変更点: 画面を新しくしました。左で MODE を選び、右のスペクトラム表示で処理前(灰色)と処理後(水色)を見比べられます。英語表示にも対応しました(OS の表示言語が日本語以外のときは、画面の文字が英語になります)。マウスを乗せた部品の説明が、画面上部に出るようになりました。
v1.6 の変更点: DAW のレイテンシー補正(PDC)で、処理後の音がわずかにずれる場合があった問題を修正しました。44.1kHz など 48kHz 以外のプロジェクトでも、BYPASS を切り替えたときも、タイミングがそろいます。
試用版(SILENTIQ Trial)について
試用版では、30 秒ごとに約 0.5 秒間、出力にホワイトノイズが混入します。
製品版では この制限はありません。製品版は BOOTH にてご購入いただけます。
SILENTIQ を挿入します。MODE を選びます(話し声なら NARRATION、歌なら VOCAL)。BYPASS が消灯していることを確認します(点灯中は原音のままです)。STRENGTH を調整してノイズ除去量を設定します。VOICE PROTECT を上げます。NARRATION(話し声)/ VOCAL(歌)の 2 つのボタンで切り替えます。選んでいるほうが水色に点灯します。STRENGTH / VOICE PROTECT の値は保持されます。STRENGTH ノブ — ノイズ除去量を調整します(0〜100%)。VOICE PROTECT ノブ — 声の自然さを保護します(0〜100%)。素材の種類に合わせてノイズ除去モデルを切り替えます。
| モード | 用途 | 特徴 |
|---|---|---|
| NARRATION (デフォルト) |
話し声全般 ナレーション / ポッドキャスト / 実況 / 会議 |
話し声のノイズを強力に除去します。 |
| VOCAL | 歌声 | 歌声に適したモデル。伸ばした音・ビブラート・倍音を削りにくく、歌の自然さを保ったままノイズを抑えます。 |
選択中モデルのノイズ抑制量を調整します。
20〜40% で消えます。75%声の成分を保護する強度を調整します。
STRENGTH を上げつつ、本パラメータも上げてください。85%MODE: NARRATION
STRENGTH: 75%
VOICE PROTECT: 85%
MODE: NARRATION
STRENGTH: 90%
VOICE PROTECT: 80%
MODE: NARRATION
STRENGTH: 20〜40%
VOICE PROTECT: 85%
MODE: NARRATION
STRENGTH: 50%
VOICE PROTECT: 90%
MODE: VOCAL
STRENGTH: 75%
VOICE PROTECT: 85%
ノイズ除去は強くかけすぎると声が「こもる」「金属的になる」などの劣化が生じることがあります。
スペクトラム表示で処理前(灰色)と処理後(水色)の差を確認しながら、必要最低限の STRENGTH に留めるのがコツです。
SILENTIQ は処理のために固定のレイテンシーを発生させます。
DAW のレイテンシー補正(PDC)に対応した DAW では自動的に補正されます。
| MODE | レイテンシー(サンプル) | レイテンシー(時間 @48kHz) |
|---|---|---|
| NARRATION | 1920 samples | 約 40ms |
| VOCAL | 2880 samples | 約 60ms |
MODE によってレイテンシーが変わります。切り替えると DAW の PDC(レイテンシー補正)が自動で追従します。48kHz 以外のサンプルレートでも、時間はほぼ同じで自動的に補正されます。
リアルタイムモニタリング(録音しながら自分の声を聴く用途)には、このレイテンシーが気になる場合があります。
その場合は録音後のポスト処理として使用することをお勧めします。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| OS | Windows 10 / 11 x64 macOS 11 以降(Apple Silicon / Intel) |
| フォーマット | Windows: VST3 / Mac: VST3・AU |
| 対応 DAW | VST3 / AU 対応 DAW(Cubase, Studio One, Ableton Live, Reaper, Logic Pro 等) |
| 対応サンプルレート | 44.1kHz / 48kHz(その他のサンプルレートは内部リサンプリング) |
| CPU | Windows: x86_64 / Mac: Apple Silicon・Intel(GPU 不要) |
| チャンネル | ステレオ / モノラル |
SILENTIQ.vst3 フォルダを以下にコピーします。
C:\Program Files\Common Files\VST3\
SILENTIQ.vst3 と SILENTIQ.component を以下にそれぞれコピーします(~ はホームフォルダです。Finder の「移動」→「フォルダへ移動」にパスを貼り付けると開けます。フォルダが無ければ作成してください)。
SILENTIQ.vst3 → ~/Library/Audio/Plug-Ins/VST3/
SILENTIQ.component → ~/Library/Audio/Plug-Ins/Components/
cd ~/Library/Audio/Plug-Ins
xattr -dr com.apple.quarantine "VST3/SILENTIQ.vst3"
xattr -dr com.apple.quarantine "Components/SILENTIQ.component"
何も表示されなければ成功です。試用版のときは SILENTIQ を SILENTIQ Trial に読み替えてください。
手順 3 を実行しないと、macOS が「壊れているため開けません」「開発元を検証できません」と表示し、DAW がプラグインを読み込みません。このコマンドは、ダウンロードしたファイルに macOS が付ける印を外すだけのものです。アップデートで入れ直したときも再実行してください。
Windows は以下のフォルダを削除します。
C:\Program Files\Common Files\VST3\SILENTIQ.vst3
Mac はコピーした SILENTIQ.vst3 と SILENTIQ.component を削除します。
Windows: C:\Program Files\Common Files\VST3\SILENTIQ Trial.vst3
Mac: ~/Library/Audio/Plug-Ins/VST3/SILENTIQ Trial.vst3
~/Library/Audio/Plug-Ins/Components/SILENTIQ Trial.component
SILENTIQ Trial を SILENTIQ に差し替えます。BYPASS が消灯しているか確認してください。STRENGTH が低すぎないか確認してください。STRENGTH を下げてください。VOICE PROTECT を上げてください。SILENTIQ.vst3 フォルダ内に df.dll と onnxruntime_siq.dll が存在するか確認してください。SILENTIQ.vst3 フォルダ内に onnxruntime_siq.dll(VOCAL モデルの実行エンジン)が存在するか確認してください。BYPASS が点灯していても音は出ます(原音)。音が出ないときは DAW のトラックの出力・ミュートを確認してください。df.dll(AI 処理エンジン)が誤検知される場合があります。