Tonecraft Tokyo — VST3 Plugin

SCOPE

ユーザーマニュアル — v1.1.1

配布ページ — Tonecraft Tokyo 公式サイト ↗

SCOPE は、ステレオ(およびモノラル)信号をリアルタイムで可視化するモニタリング用プラグインです。波形表示、RMS / PEAK 表示、Lissajous 表示、Peak Hold、ピークメーター、Loudness 表示を使って、音量・ダイナミクス・ステレオバランスを確認できます。音を加工しない計測専用のプラグインで、入力はそのまま出力されます。

1. クイックスタート

  1. 監視したいトラックまたはバスに SCOPE を挿入します。
  2. 音声を再生します。
  3. 上部タブから表示モード(WAVE / RMS / PEAK / LISSA)を選びます。
  4. 必要に応じて Window / Zoom / Floor / Ceiling を調整します。
  5. クリップを見張るときは CLIP ランプを見ます。点いたままになるので、席を外していても見逃しません。

2. 画面構成

上部エリア

左パネル

中央表示エリア

右メーターエリア

3. パラメータ詳細

表示モード(WAVE / RMS / PEAK / LISSA)

Window / Zoom

どちらも時間軸(横方向)に効きます。Window で表示する時間幅を決め、Zoom を上げるとその範囲をさらに詰めて表示します。

Stereo Link

L / R を同じ基準で表示します。効く範囲がモードによって変わります。

Peak Hold の挙動

色表示ルール

右メーターおよび数値ラベルは、レベルに応じて色が変化します。

レベル色
>= 0 dBFS赤
>= -6 dBFSオレンジ
>= -12 dBFS黄
< -12 dBFSチャンネル基本色(L: 青緑 / R: 水色)

オートメーション用パラメータ ID

パラメータ ID内容
display_mode表示モード
window_secウィンドウ幅
zoomズーム
floor_dbフロア
ceil_dbシーリング
headroom_dbヘッドルーム
show_gridグリッド表示
show_fill塗りつぶし表示
show_peak_holdPeak Hold 表示
stereo_linkステレオリンク
attack_msアタック
release_msリリース
hold_time_secPeak Hold 保持時間

4. 推奨設定

ミックス・マスタリングの目安

Mode:     RMS
Floor:    -60 dB
Ceiling:  +6 dB
Headroom: -18 dB
Grid:     ON

VU メーターとして使う

VU メーターの標準規格(ANSI / IEC)では、Attack と Release はどちらも 300 ms の積分特性です。一般的な VU プラグインに近い動きにしたい場合は、以下の設定が参考になります。

Mode:     RMS
Attack:   300 ms(デフォルト)
Release:  300 ms(デフォルト)
Headroom: -18 dB(EBU 放送標準)または -20 dB(SMPTE 北米標準)
Grid:     ON

Attack / Release は自由に変更できます。速くすると瞬時の反応が、遅くすると平均的な音量感が見やすくなります。
CLIP ランプは 0 dBFS をわずかに超えたピークで点灯します(VU 0 やヘッドルームラインを超えただけでは点灯しません)。

使い方のヒント

5. 動作環境

項目内容
OSWindows 10 / 11 x64
形式VST3(64bit)
対応 DAWVST3 に対応した DAW
入出力モノ / ステレオ
サンプルレート44.1 kHz ~ 192 kHz
ウィンドウ800 × 480(固定)
レイテンシーなし(信号を加工せずそのまま通します)

6. インストール・アンインストール

インストール

  1. ZIP を解凍します。
  2. SCOPE.vst3 フォルダを C:\Program Files\Common Files\VST3\ へコピーします。
  3. DAW を起動し、プラグインの再スキャンを実行します(DAW を起動したままコピーすると反映されないことがあります)。

アンインストール

コピーした SCOPE.vst3 フォルダを削除してください。

7. トラブルシューティング

8. 注意事項

9. 免責事項