AI 作詞・作曲ツール おすすめ5選【2026年版】
Suno AI / Udio / SOUNDRAW / AIVA / Stable Audio — 無料から商用利用まで用途別に徹底比較
この記事のポイント
- 2026年のAI作曲ツールは「ボーカル入りフルソング生成」と「BGM特化」に二極化。目的で選ぶことが大切
- ボーカル入り楽曲を今すぐ作りたいなら Suno AI v5.5 一択。無料で1日約10曲まで生成できる
- 音質・編集精度重視のプロデューサーには Udio(48kHz・インペインティング編集対応)
- YouTube・SNS向けBGMを商用利用したいなら 日本発のSOUNDRAWが著作権リスク最小
- オーケストラ・映画音楽・MIDI出力が必要なら AIVA。Stable AudioはDTMのアイデア出しやループ素材制作に最適
5ツール クイック比較
用途・価格・日本語対応・商用利用の可否をまとめました。
| ツール | 無料枠 | 有料プラン | ボーカル | 日本語歌詞 | 商用利用 | キー指定 | コード進行 | ステム分離 | 得意な用途 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Suno AI v5.5 | 約10曲/日 | ¥1,550〜/月 | ◎ | ◎ | 有料プランで可 | ✕(プロンプトで傾向のみ) | ✕ | 最大12ステム(Pro〜) | フルソング・歌入り楽曲 |
| Udio v1.5 | 100クレジット/月 | ¥1,550〜/月 | ◎ | ○ | 有料プランで可 | △(v1.5でガイダンス機能) | ✕ | 有料プランで可 | 高音質・精密編集 |
| SOUNDRAW | 試聴のみ | ¥2,635〜/月 | なし | — | 全プランで可 | ✕(ジャンル・ムードのみ) | ✕ | なし | BGM・ロイヤリティフリー |
| AIVA | 月3曲まで | ¥2,325〜/月 | なし(インスト専門) | — | 有料プランで可 | ◎(直接指定・BPM数値入力) | ◎(エディターで編集可) | なし(MIDI出力のみ) | オーケストラ・映画音楽・MIDI |
| Stable Audio | 20生成/月 | ¥1,860〜/月 | なし | — | 有料プランで可 | ✕(プロンプトで傾向のみ) | ✕ | なし | ループ素材・BGM・サウンドデザイン |
各ツールの詳細レビュー
それぞれの特徴・強み・注意点を詳しく解説します。
PROS
- 無料で1日約10曲生成可能。最初の1曲まで30秒という圧倒的な手軽さ
- 日本語歌詞対応が充実しており、J-POP・アニソン風の楽曲生成が得意
- v5.5で声クローン・カスタムモデル・Suno Studioが追加され機能が大幅に進化
- 1,200以上のジャンルタグで細かいスタイル指定が可能
- モバイルアプリ(iOS・Android)対応で外出先でも生成できる
- ステム分離(最大12ステム)はProプラン(¥1,550/月〜)から利用可能。MIDI書き出し・Suno Studio(本格DAW)はPremierプランのみ
CONS
- 同じプロンプトでも生成ごとにクオリティにばらつきがある
- RIAA訴訟(Sony案件)が一部継続中。商用利用の法的状況は引き続き要確認
- 無料プランでは商用利用不可・WAVダウンロード不可
- Udioと比べると楽器の生々しさ・音質面でやや劣る場面がある
Deep Dive:日本語歌詞の入力テクニック
Suno AIで日本語の歌詞を指定する場合は「Custom」モードを使い、[Verse]・[Chorus]・[Bridge]などのタグで構成を明示してから歌詞を貼り付けるのがポイントです。「Style of Music」欄に「J-POP, female vocal, piano ballad, emotional」のように英語でスタイルを指定すると、日本語歌詞と組み合わせても意図した曲調になりやすいです。また生成時は2パターンが同時に出てくるため、まず複数回生成して当たりを引いてから細部を調整するワークフローが効率的です。
PROS
- 48kHz出力で同価格帯AI作曲ツール中トップクラスの音質
- インペインティング編集で特定箇所だけを再生成できる(他にない機能)
- ジャズ・クラシック・アンビエントなど生楽器の再現精度が高い
- UMGとのライセンス契約済みで著作権面が比較的整備されている
- 無料プランで月100クレジット(商用利用可能)
- ステム分離対応(ボーカル・ドラム・ベース等)。有料プランでダウンロード可能(※現在ライセンス移行により一時停止中)
CONS
- 日本語歌詞はSunoより自然さが劣る場面がある
- Sunoと比べてユーザー数・情報量が少なくトラブル時の情報収集がやや難しい
- 生成に時間がかかることがある
- ⚠️ 2025年末よりWAV・ステム・動画の書き出しが一時停止中。UMGとのライセンス移行完了まで書き出し不可。現時点では制作・試聴のみ
PROS
- 全プランで商用利用可・ロイヤリティフリー。著作権リスクが5ツール中最小
- 自社音源のみで学習しているため法的透明性が高い
- ブラウザ上でセクション構成・音量・楽器バランスを調整できる
- UIはシンプルで直感的に操作可能(英語UI)
- YouTubeの収益化・商業プロジェクトにそのまま使える
CONS
- ボーカル・歌詞生成には非対応(BGMのみ)
- 無料トライアルがなく試聴のみ(課金前の体験が限定的)
- SunoやUdioと比べると楽曲のバリエーションや意外性が少ない
- 5ツール中で最も月額が高い(Creator ¥2,635〜)
PROS
- オーケストラ・クラシック・映画音楽の生成精度が5ツール中トップ
- MIDI出力対応でDAWに取り込んで自分でアレンジ可能
- 楽譜出力に対応しており演奏素材としても使える
- 無料プランで月3曲生成可能(試しやすい)
- 2016年から運営の老舗で安定性が高い
CONS
- ボーカル・歌詞生成には非対応(インスト専門)
- SunoやUdioのような「テキストだけで完結」する操作感ではなく、パラメーター設定が必要
- ポップ・EDM・ヒップホップ系は他ツールに大きく劣る
- UIが英語のみでやや取っ付きにくい
Deep Dive:コード進行の提供・MIDI出力 — 5ツール比較
「AIが生成した楽曲のコード進行を知りたい」「コード進行をDAWに持ち込みたい」という用途で5ツールを比較すると、対応状況は大きく異なります。
AIVA:唯一の本格対応
AIVAはMIDI Editorでコード進行を確認・変更でき、生成したコード進行をそのままMIDIファイルとしてDAWに書き出せます。コード・ハーモニーを音楽理論ベースで操作できる唯一のツールです。
Suno AI:音声変換によるMIDI書き出しのみ
PremierプランでMIDI書き出しに対応していますが、これはネイティブなMIDI生成ではなく、生成した音声を後から解析してMIDIに変換したものです。精度はAIVAに劣り、コード進行を指定する入力機能はありません。
Udio / SOUNDRAW / Stable Audio:非対応
いずれもコード進行の明示・MIDI出力には対応していません。キーやテンポは指定できても、コード進行そのものは操作できない設計です。
コード進行専用ツールという選択肢
フルソング生成よりも「コード進行のネタ出し」が目的であれば、専用ツールが適しています。LANDR ComposerはDAWプラグインとして動作し、コード進行・メロディ・ベースラインをMIDIで生成してそのままDAWのトラックにドラッグ&ドロップできます。ChordChordはブラウザ上でリアルタイムにコード進行を組み立ててMIDI書き出しできるWebサービスです。いずれも本記事の5ツールとは別軸の用途に特化しています。
PROS
- ループ素材・アンビエント・サウンドデザインの生成精度が5ツール中最高
- DTMerのアイデア出し・素材制作のワークフローに組み込みやすい
- BGMの音質がプロっぽく、そのまま使えるレベルのクオリティ
- 無料プランで月20生成可能
CONS
- ボーカル・歌詞生成には非対応
- フルソングの完成品を出すのは得意ではない(ループ・短尺素材が主戦場)
- Stability AIは2025年に経営再建を経ており、サービス継続性に引き続き注意が必要
- 日本語対応・日本語情報がまだ少ない
こんな人にはコレ!ユースケース別おすすめ
とにかく今すぐ歌入りの曲を作ってみたい
無料で1日10曲まで生成でき、日本語歌詞にも対応。まず最初に試すべきツールです。30秒で歌入りの曲が出てくる体験は一度やると癖になります。
音質重視・楽曲の一部分だけ修正したい
48kHz出力の高音質と、特定箇所だけを再生成できるインペインティング編集が強み。プロデューサーやこだわりのある制作者向けです。
YouTube・広告・商業プロジェクトに安心して使いたい
全プランで商用利用可・学習データが自社音源のみで著作権リスク最小。法的な安心感が必要な場面ではSOUNDRAW一択です。
映画・ゲームのサウンドトラック・オーケストラBGMを作りたい
クラシック・オーケストラ音楽の生成精度はAIVAが別格。MIDI書き出し対応でDAWに取り込んでアレンジの出発点としても使えます。
DTMのループ素材・アンビエント・アイデア出しに使いたい
フルソングより「使えるループ・テクスチャの素材」が欲しいDTMerに最適。ローファイ・チル・アンビエント系の生成クオリティが高いです。
歌入り楽曲を商用利用したい・著作権が心配
SunoとUdioはWMGとのライセンス契約が成立しており、有料プランで規約に沿って使えば商用利用は可能です。ただし法整備は途上のため、重要な商業案件はSOUNDRAWを推奨します。
Deep Dive:AIで叩き台を作って自分でアレンジする方法
現状:「AIが作った曲を自分でアレンジ」はまだ難しい
SunoやUdioはテキストから音声(WAV)を直接生成するため、生成後に「このコードをFからGに変えたい」「メロディを1オクターブ上げたい」といった音符レベルの編集が原理的にできません。これは2026年現在のAI作曲ツール全体の根本的な制約です。AIVAのみMIDIエディターでノート編集・楽器差し替えに対応していますが、インスト専門かつオーケストラ寄りという制限があります。
現実的なハイブリッドワークフロー
DTMerが最も実用的に「AIの叩き台 × 自分のアレンジ」を組み合わせるワークフローは以下の通りです。
① Suno Proで素材を量産 → ステム分離 → DAWでアレンジ
Suno Pro(¥1,550/月〜)でプロンプトを変えながら複数バリエーションを生成し、気に入った楽曲をステム分離(最大12ステム)でボーカル・ドラム・ベース・ギター等に分解してDAWに取り込みます。不要なパートを差し替えたり、自分の音源で上書きするといった作業がCubase / Ableton / Studio Oneで行えます。
② AIVAでMIDI骨格を生成 → DAWで肉付け
AIVAでオーケストラ・アンビエント系の骨格をMIDIで生成し、DAWに取り込んで自分の音源(Kontakt・Omnisphereなど)でサウンドを差し替えます。AIが作ったコード進行やメロディラインをそのまま流用しつつ、アレンジは完全に自分でコントロールできます。
③ Stable Audioでループ素材を生成 → DAWのプロジェクトに組み込む
「この曲のドラムループが弱い」「ここにアンビエントなパッドがほしい」という場面でStable Audioに投げて素材を生成し、DAWのトラックに貼り付けるという使い方です。既存プロジェクトへのAI素材の追加として最もDAWとの親和性が高いワークフローです。
今後に期待される進化
現状では「AI生成 → DAW編集」という2段階のワークフローが必要ですが、Suno Studioはこのギャップを埋める方向で進化しています。2026年現在はセクションの差し替え・追加・エフェクト除去程度ですが、将来的にはブラウザ上でコード進行やメロディの編集ができる機能が追加されると予想されています。AIVAも引き続きMIDIベースのアレンジ機能を強化しています。「AIで作って自分でアレンジ」が本当に一つのツールで完結する日は、1〜2年以内に来るかもしれません。
まずは Suno AI の無料プランから試してみよう
音楽理論もDAWも不要。日本語でイメージを打ち込むだけで、30秒後に歌入りの曲が完成します。まず無料で体験してから、用途に合わせてツールを選びましょう。
※ 価格は記事執筆時点(2026年4月)の参考価格です($1=¥155換算目安)。為替変動・プラン変更により価格は変動します。商用利用の条件・著作権に関する規約は各サービスの最新情報を必ずご確認ください。アフィリエイトリンクを含みます。

