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DTMで使えるトラックボール5機種を、2026年9月時点の実売価格で安い順に整理しました。机がMIDIキーボードで埋まっていてマウスを動かす余地がない人と、クリック音が録音に乗る人に向けた選び方です。

POINT
この記事のポイント
  • マイクを立てたまま編集するなら、静音スイッチのある機種から選びます。5機種のうち静音と明記されているのは ERGO M575SP と MX ERGO S の2つだけです
  • ボタン数は4か5か8の三択です。再生・録音・取り消しをボタンに逃がしたいなら8ボタンの DEFT PRO か MX ERGO S、ホイールクリックまでで足りるなら4ボタン機で済みます
  • 親指で転がす小玉(M575SP / MX ERGO S)と、手のひらで回す大玉(DEFT PRO / SlimBlade Pro / Expert Mouse)で置き場所の要る面積が変わります。大玉3機種は幅91〜133mmの据え置きです
トラックボールで音が良くなるわけではありません。変わるのは、机で占める面積と作業中に出る操作音です。

Quick Reference — 操作方式とボタン数から選ぶ

安い順に並べています。

モデル名 操作 ボタン 静音 実売 得意な場面
ERGO M575SP 親指 5 あり ¥6,507 録音しながらの編集 / 最小構成
DEFT PRO 人差し指 8 記載なし ¥10,000 ショートカット割り当て / 有線接続
SlimBlade Pro 手のひら 4 記載なし ¥11,555 ホイールを使わない操作 / 据え置き
Expert Mouse Wireless 手のひら 4 記載なし ¥12,727 トラック数の多い縦スクロール
MX ERGO S 親指 8 あり ¥15,930 静音とボタン数を両立させたい

1万円まで — まずここから

01

ERGO M575SP
Logicool
¥6,507
静音スイッチ単3電池1本
親指でボールを転がす小型機です。5機種で最も軽い145gで、幅100mmしか取りません。クリックが静音仕様なので、コンデンサーマイクを立てたままエディットしても操作音を拾いにくくなります。ボタンは左右とホイールクリック、進む・戻るの5つ。DAWのショートカットを2つまで逃がせます。

PROS

  • 5機種で唯一、1万円を切る
  • 145gと軽く、幅100mmで置ける
  • 単3電池1本で動く

CONS

  • ボタンが5つで、割り当てたい操作が多いと足りない
  • チルトホイールがなく、横スクロールはできない
02

DEFT PRO
エレコム
¥10,000
8ボタン有線でも使える
人差し指で大玉を回すタイプで、8ボタンとチルトホイールを積んでいます。5機種で最も割り当ての幅が広い1台です。チルトホイールがあると、アレンジウィンドウを横に送る操作をホイールの左右倒しに割り当てられます。長い曲のタイムラインを往復するなら、これが効きます。接続は有線USB・Bluetooth 4.0・2.4GHzレシーバーの3通りです。

PROS

  • 8ボタン+チルトホイールで割り当ての幅が広い
  • 有線・Bluetooth・レシーバーの3通りで接続できる
  • 単3電池1本で動く

CONS

  • 静音についての記載がない
  • 割り当てソフトの対応OSは購入前に確認が必要

1万円台 — 据え置きで使う大玉

03

SlimBlade Pro
Kensington
¥11,555
55mmの大玉ホイールなし
公式が「Large 55mm trackball」と書く大玉機です。この機種にはホイールがありません。ボールをひねるとスクロールします(公式表記は ball-twist scrolling)。指を持ち替えずに上下へ送れるので、プラグイン画面とアレンジ画面を行き来する作業では手数が減ります。設定ソフトの KensingtonWorks は公式が Windows と macOS の両対応を明記しています。285gあり、有線でも無線でも使えます。

PROS

  • ボールをひねるスクロールでホイール操作がいらない
  • KensingtonWorks が Windows・macOS 両対応と公式に明記
  • 有線・Bluetooth・2.4GHzの3通りで接続できる

CONS

  • ボタンが4つで、割り当てられる操作が少ない
  • 285gで幅133mm。置いたら動かさない前提の大きさ
04

Expert Mouse Wireless
Kensington
¥12,727
スクロールリング単3電池
ボールの外周にリングがあり、回すとスクロールします(公式表記は Patented Scroll Ring)。トラックが数十本ある曲で、一覧を上から下まで送るときにホイールより速く動かせます。ボタンは4つで、KensingtonWorks から割り当てを変えられます。電源は単3電池。

PROS

  • スクロールリングで長いトラック一覧を一気に送れる
  • KensingtonWorks が Windows・macOS 両対応と公式に明記
  • 単3電池で動く

CONS

  • ボタンが4つで、DAWのショートカットを多く逃がすには足りない
  • 静音についての記載がない

1万5千円以上 — 静音とボタン数を両立させる

05

MX ERGO S
Logicool
¥15,930
静音スイッチ8ボタン
静音クリック・8ボタン・チルトホイールの3つがそろう唯一の機種です。マルチペアリングに対応していて、作業用のデスクトップとノートを1台で切り替えられます。電源は専用充電池です。重量は259gです。

PROS

  • 静音・8ボタン・チルトホイールが5機種で唯一そろう
  • マルチペアリングで2台を切り替えられる
  • 親指操作で幅99.8mmに収まる

CONS

  • 5機種で最も高い
  • 専用充電池のため、電池交換で復帰できない
迷ったら、録音中にマウスを触るかどうかで切ってください。触るなら静音表記のある MX ERGO S か ERGO M575SP の2択で、予算が許すなら前者です。触らないなら、ボタンを多く使う人は DEFT PRO、ホイール操作から離れたい人は SlimBlade Pro が候補になります。

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※ 掲載価格は2026年9月時点の価格.com最安価格(税込)です。実売価格のため日々変動します。ボタン数・接続方式・静音の有無は価格.comのスペック表、スクロール方式と対応OSはKensington公式の製品ページに基づきます。購入前に各販売ページで最新の情報をご確認ください。